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福岡県うきは市の「道の駅うきは」に、米ホテル大手マリオット・インターナショナルと積水ハウス(大阪市)が2023年夏、ホテルをオープンさせる。レストランを設けない宿泊特化型とし、地域の店に観光客が訪れるようにする。市などが9日、発表した。
計画によると、道の駅の駐車場の一部に3階建て延べ約2000平方メートルの施設を整備する。名称は「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」(仮称)で、客室は51室の予定。
積水ハウスによると、旅行情報誌「九州じゃらん」の道の駅人気ランキングで6年連続1位に選ばれているほか、フルーツの産地として観光客の人気が高い点などを踏まえ、道の駅うきはでの整備を決めた。
うきは市の高木典雄市長は9日、市役所で記者会見し、「国内外から多くの客に来てもらえるようしっかり取り組んでいきたい」と期待を述べた。
マリオットと積水ハウスは昨年10月以降、栃木、京都など5府県14か所の道の駅周辺を中心にホテルを開業した。23年秋までに佐賀県嬉野市、熊本県阿蘇市などでも同様のホテルをオープン予定という。