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夜の海岸彩るキャンドル 茨城・ひたちなか 7日までイベント

「LIGHT UP AJIGAURA」で砂浜に並べられたキャンドルを眺める家族連れ=3日午後、ひたちなか市阿字ケ浦町の阿字ケ浦海岸、吉田雅宏撮影
「LIGHT UP AJIGAURA」で砂浜に並べられたキャンドルを眺める家族連れ=3日午後、ひたちなか市阿字ケ浦町の阿字ケ浦海岸、吉田雅宏撮影
「LIGHT UP AJIGAURA」で砂浜に並べられたキャンドルたち=3日午後、ひたちなか市阿字ケ浦町の阿字ケ浦海岸、吉田雅宏撮影
「LIGHT UP AJIGAURA」で砂浜に並べられたキャンドルたち=3日午後、ひたちなか市阿字ケ浦町の阿字ケ浦海岸、吉田雅宏撮影


新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける茨城県ひたちなか市の観光地、阿字ケ浦海岸周辺を盛り上げるイベント「LIGHT UP AJIGAURA」が3日、同海岸で始まった。約650個のキャンドルが暗闇に浮かび上がり、海岸は幻想的な雰囲気に包まれた。7日まで。

同市の観光事業者らでつくる阿字ケ浦ライティング実行委員会(海野泰司会長)が主催した。

キャンドルの展示は、アーティストのキャンドル・ジュンさんが演出。環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)を考えてもらおうと、茨城県の海岸に漂流した流木や空き瓶などから成るオブジェ「ケモノ」も制作した。周りには地元の幼稚園児や小学生の夢や願い事が書かれたキャンドルホルダーなどが置かれている。

同日は午後4時半から点灯式が行われた。キャンドルがともされ、願いが天に届くようにと思いを込めたサーチライトで、光の柱が浮かぶと、来場者から大きな拍手が起きた。

海野会長は「コロナ禍で大変な状況だが、皆さんに笑顔になってほしい。阿字ケ浦を海水浴だけでなく、アートなども楽しめる場所にしたい」、キャンドル・ジュンさんは「環境問題や夢を持つ子どもたちの将来を考えるきっかけになれば」と述べた。

ライトアップは午後4時から同8時。期間中はキャンドルホルダーの製作ができ、最終的には千個以上のキャンドルがともる予定。コロナ対策としてライブ映像も配信している。



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