カンタス航空、約600日ぶり国際線旅客便を再開 ワクチン接種が条件

カンタス航空、約600日ぶり国際線旅客便を再開 ワクチン接種が条件

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 787 イメージ (Jinxさん 2018年7月撮影)
© FlyTeam Jinxさん
カンタス航空 787 イメージ (Jinxさん 2018年7月撮影)

カンタス航空は2021年11月1日(月)、国際線の旅客便運航を再開しました。再開初便のシドニー着は10月30日(土)にロサンゼルスを出発したQF12便で、シドニーには11月1日(月)6時に着陸しました。2020年3月から、およそ600日ぶりの国際線運航です。カンタス航空の国際線は、基本的にはワクチン接種が搭乗の条件となっています。例外として、12歳未満の子どもたち、そして家族や保護者とともにオーストラリアへ向かう12〜17歳です。当面は、カンタス航空は利用者をオーストラリア市民、永住者とその近親者・両親に限定して運航します。

オーストラリア発の国際線は、11月1日(月)にシドニーからダーウィン経由でロンドンへ向かうQF1便で、現地18時30分に出発します。カンタス航空はロサンゼルス、ロンドン線を再開し、他の国際線も数週間以内に再開する計画で、羽田線の再開は12月を予定しています。

日本路線は、シドニー発12月19日(日)からQF25便、12月20日(月)から羽田発QF26便が週4便で運航再開予定です。羽田発は月、火、木、土、シドニー発は月、水、金、日で、機材はエアバスA330-300型を使用します。

新型コロナウイルス感染症の影響で、カンタス航空は定期旅客便の国際線運航を停止する一方、連邦政府の要請に応じて、世界各国からオーストラリアへの帰国便を運航しました。また、2021年初めには、オーストラリアとニュージーランド政府の合意に伴い、タスマン路線を再開していました。長距離運航の国際線の再開は、今回が初めてです。

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