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緊急事態宣言下の空、飛べる?飛べない? 遊覧飛行対応分かれる

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遊覧飛行で成田空港を離陸する「空飛ぶウミガメ」と呼ばれる全日空のA380(奥)=千葉県成田市で2021年8月21日午後1時25分、中村宰和撮影
遊覧飛行で成田空港を離陸する「空飛ぶウミガメ」と呼ばれる全日空のA380(奥)=千葉県成田市で2021年8月21日午後1時25分、中村宰和撮影

 新型コロナウイルスの感染急拡大で千葉県内に緊急事態宣言が発令される中、成田空港を発着する人気の遊覧飛行を巡って大手航空会社の対応が分かれている。日本航空が中止したのに対し、全日本空輸は「感染防止対策を講じて適切に対応する」として遊覧飛行を予定通りに実施している。

 「目指せ飛行機もの知り博士!」。日航は夏休み中の子どもたちらに飛行機について学んでもらおうと、28日に遊覧飛行を予定していた。搭乗口で飛行機に関するクイズを出し、パイロットや客室乗務員と記念撮影できるブースを設け、飛行中の機内でパイロットや整備士による航空教室を開く企画だった。

 旅行代金は1万8000~6万2000円で、7月28日に発売した。県内に2日、3回目の緊急事態宣言が発令され、日航は「宣言の内容をもとに総合的に判断した」として、3日にホームページで中止を知らせた。緊急事態宣言の影響もあって予約は想定より伸びず、満席になっていなかった。日航は8月に予定していた2回の遊覧飛行を取りやめ、「緊急事態宣言中は実施しない方針で、内容を注視してその都度判断する」という。子ど…

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