7月訪日外国人、低水準続くも五輪開催で前月の5倍超に

7月訪日外国人、低水準続くも五輪開催で前月の5倍超に
日本政府観光局が18日発表した7月の訪日外国人客数は5万1100人(推計)だった。観光目的の入国を認めておらず、依然として低水準だったが、東京五輪の大会関係者などが来日したことから6月の9300人を大きく上回った。写真は五輪開会式の花火(2021年 ロイター/Naoki Ogura)
[東京 18日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が18日発表した7月の訪日外国人客数は5万1100人(推計)だった。観光目的の入国を認めておらず、依然として低水準だったが、東京五輪の大会関係者などが来日したことから6月の9300人を大きく上回った。
新型コロナウイルス感染による影響が出る前の2019年の同月比は98.3%減。国別では米国から6100人、中国から3900人などとなっている。
政府観光局は「欧米豪市場を中心に⼀部の国においては、ワクチン接種の普及を受けて⼊国後の⾏動制限が緩和されるなどの動きもみられ、感染状況の変化とともに各国の出⼊国規制や市場動向を引き続き注視していく必要がある」としている。

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