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春秋航空日本、日中間で複数の新路線検討ーコロナ後の需要回復視野

  • 沿岸部の人口1000万人超都市への路線、23年度まで新規就航もー社長
  • JALはコロナ後の旅客需要取り込みへ春秋航空日本を連結子会社化

日本航空(JAL)傘下の格安航空会社(LCC)、春秋航空日本の米沢章社長は新型コロナウイルスの感染収束後の需要回復を見据え、日中間の新規路線の開設を検討していることを明らかにした。

  米沢社長はブルームバーグとの11日のインタビューで、人口1000万人を超える中国沿岸の複数の都市と日本を結ぶ路線で2023年度までに新規就航する可能性があると語った。春秋航空日本が持つ成田と上海、天津など中国7都市を結ぶ路線のうち、5路線はコロナ禍のため運休している。

  • コロナ後に日本に行きたいという中国人は多い、距離の近さなどがアドバンテージにー米沢社長
    • 備考:太平洋アジア観光協会によると、中国人がコロナ後に行きたい国は日本が18%でトップ、タイと欧州が14%と続いた
  • 政府が掲げる30年までに外国人観光客を6000万人とする目標達成のためには、理論的には2000万人以上が中国人からの観光客である必要
  • 債務超過に陥っている春秋航空日本は23年度までの黒字化を目指す
    • 現時点で航空機は6機保有、向こう数年で新たに数機の航空機を導入する計画
  • 春秋航空は中国国内で強いブランド力があり、現地の観光客需要を引きつけられる-ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジェームズ・テオ氏
  • 備考:JALはコロナ後の中国発インバウンド需要取り込みへ今年6月に春秋航空日本を連結子会社化
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