羽田発着枠政策コンテスト、トライアル期間を延長 三沢・下地島線

羽田発着枠政策コンテスト、トライアル期間を延長 三沢・下地島線

ニュース画像 1枚目:下地島でのスカイマーク (安芸あすかさん撮影)
© FlyTeam 安芸あすかさん
下地島でのスカイマーク (安芸あすかさん撮影)

羽田発着枠政策コンテストでトライアル運航期間として配分されている三沢線、下地島線について、その期間が1年延期されます。下地島空港活性化協議会で2021年5月13日(木)、この期間延期が報告されました。

羽田発着枠政策コンテストは、優れた取り組みを実施する地方路線に対して5枠を配分。最新の配分は2020年10月末以降ですが、このうちの1枠は最終的な配分先について未決定です。5位と6位の評価が難しいことから、2021年3月末から2022年3月末の1年間をトライアル運航期間として、羽田発着の三沢線と下地島線に割り当て。その実績を受けて改めて、決定することとなっていました。新型コロナウイルス感染症の影響で航空旅客需要が減少し、判断材料に乏しいことからトライアル運航期間は1年間延期され、2022年3月末から1年間に変更されました。

下地島空港活性化協議会では、宮古島の経済回復のため、下地島空港の羽田発着枠の確保は重要とし、その拠点となる下地島空港の活性化、さらに宮古島市の発展を目指す方向を確認。下地島空港を発着する路線の維持・拡大に向けた施策、政策コンテストで提案した取り組みの進捗状況の共有、伊良部野球場へのスポーツ合宿の誘致、空港での水際対策としてPCR検査センターの設置、オンライン旅行商品の認知度向上について、意見を交換し、今後の取り組みにつなげます。

現在、羽田/下地島線はスカイマークが1日1往復便を運航しています。コロナの影響もあり、スカイマークは2021年1月の一部期間で羽田/下地島線を運休していました。

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