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JR6社、GWの指定席予約横ばい 万博の影響「特になし」

(更新)
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JR旅客6社は10日、ゴールデンウイーク(GW)期間を含む25日〜5月6日の新幹線・在来線の指定席の予約席数(9日時点)が前年比横ばいの285万席だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2018年と比べると8%増だった。新型コロナ前を上回るのは2年連続。4月13日に開幕する大阪・関西万博については「大きな影響はない」(JR西日本)という。

混雑のピークは下りが5月3日、上りは6日となる見込み。新幹線の予約席数は前年比横ばいの232万席、在来線は1%増の53万席だった。新型コロナ前の18年比では新幹線が9%増、在来線は横ばいだった。

25年のGWは前年と異なり4月に3連休がない。JR東日本は「日並びが良くない割には堅調だ。前年に引き続き旅行需要が回復しつつある」とみている。

JR東日本は新幹線と在来線の合計で前年比1%増の106万席だった。東北新幹線は1%増の39万席だった。北陸新幹線は24年3月に金沢から敦賀駅(福井県敦賀市)まで延伸したことで注目が高い状態が続いており4%増の26万席となった。

JR東海の東海道新幹線は1%減の134万席だった。JR西は山陽と北陸の両新幹線を合わせて2%減の74万5000席だった。両社ともに若干減ったが「昨年に続き堅調」とみている。JR西は旅行需要の回復が背景にあるとみる。24年に始めたGW期間の「のぞみ」全席指定席化が浸透してきたことも前年並みの予約を支えている。

大阪・関西万博を目的とした利用について、JR西は「目に見える大きな数字としては表れておらず、影響はあまりない」としている。JR東海は「分析できず分からない」とした。

JR北海道の新幹線は9%増の約4万4900席だった。在来線を含めると8%増とJR6社の中で最も増加率が高い。同社は「国内客・訪日客ともに好調だ。新型コロナ後の旅行需要の伸びが、ほかの地域よりも限定的なため回復の余地が大きい」と説明する。

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