タクシー大手のエムケイ、新大阪駅に手荷物預かり所

タクシー大手のエムケイ(京都市)は4月1日からJR新大阪駅の商業施設内に手荷物預かり所を開設する。最大1300個の荷物を受け入れることができ、荷物1個につき1日1000〜2000円で預かる。4月13日に開幕する大阪・関西万博では大型荷物の持ち込みが制限されており、来場者らの観光の利便性を向上させる。
店舗は商業施設「アルデ新大阪」の2階で、午前7時から午後11時まで営業する。新大阪駅の新幹線改札口から地下鉄への乗り換える導線上にあり、もともと旅行会社が入居していた。多言語対応できるスタッフを配置し、専用のスマホアプリから事前予約ができる。大阪市内や京都市内の宿泊施設へ荷物の配送も受け付ける。
エムケイは2023年からJR京都駅近くで手荷物預かり所を運営しており、25年1月には伊丹空港内にも出店していた。観光客の満足度を高めることで本業のタクシー事業との相乗効果を狙う。
関連企業・業界