仙台ー香港線、香港航空も就航へ 週3往復の運航
仙台国際空港(宮城県名取市)は2日、香港航空が仙台―香港線の運航を12月18日に始めると発表した。機材は174席のエアバス「A320」を用いて、月、水、土曜日の週3往復で仙台空港と香港国際空港を結ぶ。
同社が東北地方へ就航するのは初めて。インバウンド(訪日外国人)需要などに対応する。現地時間での出発時刻は香港国際空港を午前9時40分に出発し、午後2時35分に仙台空港に到着。仙台空港を午後3時35分に出発し、午後8時に香港に到着する。
宮城県の村井嘉浩知事は「今回の定期便就航により、仙台空港における香港線は週11便となり、台北便の週17便に次ぐ就航数となった。両地域間の観光やビジネスにおける交流が一層活発になることを期待している」とコメントした。
香港拠点の格安航空会社(LCC)では、グレーターベイ航空が12月に13年ぶりに定期便を就航させるほか、香港エクスプレスも2025年1月に運航を始める。
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