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欧州LCC大手、機体調達減る可能性 ボーイングのストで

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【シリコンバレー=渡辺直樹】アイルランドの格安航空会社(LCC)大手ライアンエアーのマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は14日、米ボーイングのストライキにより、2025年夏までに調達する航空機が当初の25機から20機に減る可能性があると述べた。ストが長引けば他の航空会社に広く影響が及ぶ可能性もある。

オライリーCEOがアイルランドの「ニューストークラジオ」で述べた。ライアンエアーはボーイングから25年夏までに同社の主力小型機「737MAX」を30機調達する予定だったが、25機に減っていたという。

オライリーCEOは「(ボーイングの)ストライキが3〜4週間続けば、受け取る航空機は20機ほどに減るかもしれない」と述べた。

想定より乗客数が増えた場合には「大きな問題になる」との見方を示した。「ボーイングがこの問題(ストライキ)を解決すると信じている」と語った。

ボーイングは1月に米国で「737MAX」が飛行中に胴体に穴が開く事故を起こした。米当局から製造品質を問われ、増産ができず生産が滞っている。さらに13日には主力工場で16年ぶりとなる大規模なストライキが始まった。

主力工場のストが長引けば航空機生産のペースがさらに悪化する可能性がある。欧州のエアバスも供給網の要因から航空機の納入目標を下方修正している。航空需要が堅調な中、機体不足への懸念が強まっている。

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