日本航空、航空安全への貢献たたえる賞を受賞…羽田事故「奇跡」の379人脱出で各国から推薦
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民間航空の安全性向上に取り組む国際団体「フライト・セーフティー財団」(本部・米バージニア州)は、航空安全に長く貢献した組織などをたたえる今年の「リチャード・クレーン賞」に日本航空を選んだ。2002年に同賞が創設されて以降、国内の企業・団体が受賞するのは初めて。日航が11日、明らかにした。

1985年8月に発生した日航123便墜落事故後、安全啓発センターを設置するなどして、社内外の安全文化の醸成に貢献してきたことが評価された。
また今年1月、東京・羽田空港での海上保安庁機と日航516便の衝突事故で、国内外から「奇跡」と称賛された乗客乗員379人の全員脱出を受け、各国・地域から推薦が集まった。
航空会社の受賞は米国・コンチネンタル航空、台湾・エバー航空に続き3例目。