成田空港、1月国際線旅客数46%増 244万人
成田国際空港会社(NAA)が29日発表した1月の国際線旅客数は、前年同月比46%増の244万人だった。コロナ禍前の2019年同月比では8割の水準となった。
外国人旅行客の回復が大きく164万人と、過去最高の2020年同月とほぼ一緒の水準に達しており、円安などが追い風だ。
一方、日本人の国際線旅客数は54万人で、2019年同月の48%と低水準が続く。今春、卒業旅行需要などが高まるなかでどこまで数を伸ばせるか注目が集まる。国内線をあわせた旅客数全体では同86%の307万人だ。
2月の春節期(旧正月)の中国線旅客数は約4万人。1日あたりだと5000人強で、2019年比で9割超の水準と大きく回復している。