星野リゾート代表「宿泊税、効果的な観光振興投資に」
ほくとSAY
北海道はホテルや旅館の宿泊客を対象にして、料金に応じて1人1泊あたり100〜500円を課税する「宿泊税」の導入を目指している。星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路代表は「集めた宿泊税をどう使うかが重要になる。効果的な観光振興への投資に使わないと地域で問題が生じる」と指摘する。
道内では札幌市などの自治体も独自の宿泊税の導入を検討している。道税に上乗せして課税することになるだけに「価格全体が上がる。需要に対しマイナスの影響がある点を理解しながら導入することが大事だ」と語る。星野リゾートは札幌市や旭川市、占冠村などで宿泊施設を運営している。
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