- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
成田空港内店舗の売り上げが好調だ。飲食や物販、免税の各店舗全体の単月売り上げが5カ月連続で新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年同期を上回り、23年12月には19年同期比12%増で過去最高を記録した。航空旅客の回復や円安の影響でさらなる売り上げ増が期待され、新規出店も相次いでいる。
夕方の成田空港。北米やアジア方面の出発便が集中する時間帯を前に、出国エリアの土産物店は大勢の旅客でごった返し、レジ待ちの行列が約50メートルと店舗の外の通路まで延びていた。
同空港内店舗の売上額は18年度に過去最高の1432億円を記録したが、コロナ禍で20年度に86億円まで落ち込んだ。だが、休業していた店舗も徐々に営業を再開。20年1月に479店あり、その後149店まで減った店舗数は24年1月末時点で369店まで回復した。成田国際空港会社によると、中でも高級ブランド品や時計、宝飾、食料品、菓子などがよく売れていて、単月の売上額は非公表だが、23年8月から5カ月連続で…
この記事は有料記事です。
残り328文字(全文759文字)