秋田県は7日、秋田空港と台湾の桃園国際空港を結ぶ定期的チャーター便の運行が、4月以降も半年間延長される見込みとなったと発表した。すでに台湾当局から認可されており、国土交通省の認可が出てれば確定する。
この定期的チャーター便はタイガーエア台湾が昨年12月から今年3月末までの期間限定で日、木曜の週2便往復運行しているもので、秋田空港発着では4年ぶりの就航となった。
運行機材はエアバスA320(180席)で、昨年12月は搭乗客が計2291人(うち日本人90人)、平均搭乗率90・9%、今年1月は同じく2718人(同86人)、94・4%と高い実績を見せている。2~3月も予約だけで80%を超えているという。
台湾の航空各社に積極的に働きかけて運行再開を実現した佐竹敬久知事は「定期的チャーター便の次は定期便化を目指す」と意欲的で、県は台湾を中心に誘客のための情報発信や、春から秋だけでなく冬季観光の開発にも力を入れる。