米航空2社、保有の「737MAX9」9割超の点検終了 運航再開

ボーイング737MAXの統括幹部が辞任、事故受け体制立て直し
米航空機大手ボーイングは21日、主力旅客機「737MAX」事業を統括する幹部を交代させると発表した。写真はアラスカ航空が運航していた「737MAX9」の事故機。1月撮影。提供写真(2024年 ロイター/NTSB/Handout via REUTERS)
[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は5日、ユナイテッド航空(UAL.O), opens new tabとアラスカ航空(ALK.N), opens new tabが保有するボーイング(BA.N), opens new tabの旅客機「737MAX9」の約94%の点検を終了し、運航を再開したと発表した。
アラスカ航空が運航していた737MAX9が1月5日、飛行中に側壁が吹き飛ぶ事故が発生したことを受け、点検と運航停止が命じられていた。
FAAによると、ユナイテッド航空は保有する「737MAX97」79機のうち78機、アラスカ航空は65機のうち57機がそれぞれ運航を再開した。
FAAは先月終盤、ボーイングの「737 MAX」シリーズの生産拡大を認めない方針を示すと同時に、737MAX9は点検終了後に運航再開を認めると明らかにした。 もっと見る

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