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福岡空港で羽田発の便が午後10時の「門限」に間に合わず、引き返す事例が相次いだ問題で、全日空が羽田発福岡行きの出発前に門限に間に合わないと判断した場合、この便を欠航し、24時間利用可能な北九州空港行きの臨時便に振り替えて運航する態勢を整えたことがわかった。日本航空も昨年3月から、北九州空港を代替着陸先の候補とする運用を始めている。
全日空によると、同社は北九州空港に定期便を就航していないため、臨時便の運航は到着後の機体誘導や貨物の積み下ろしといった地上業務、乗客の移動などへの協力態勢が確保できた場合に限るという。
全日空の担当者は臨時便運航について「利用客の利便性向上を考慮した」としている。昨年12月23日に態勢を整えたが、臨時便の運航はまだないという。