JTB沖縄、地元志向強め「沖縄JTB」に 4月に社名変更
JTB沖縄(那覇市)は、4月1日付で社名を「沖縄JTB」に変更すると発表した。1988年の設立から35年を迎えたのを機に進めている改革の一環で、オーバーツーリズム(観光公害)対策や環境保全に地域住民とともに取り組む姿勢を前面に打ち出す。桂原耕一社長は「沖縄のためのJTBとして、経済発展に観光を基軸として貢献したい」と語った。
同社は沖縄の地図と無限大を意味する「∞」の文字をあしらった「沖縄と共に育とう」と記したロゴマークも策定した。4月からは名護市にあるカフェを併設する農業関連施設の指定管理を請け負う新規事業にも乗り出すといい、桂原社長は「本島北部の回遊性を高める手伝いをしたい」と語った。
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