九州新幹線の年末年始、利用者コロナ前の98.8%に回復
JR九州は5日、年末年始(2023年12月28日〜24年1月4日)の九州新幹線の利用者が博多―熊本間で27万5000人だったと発表した。前年度の同時期から12.8%増加し、新型コロナウイルス禍前の18年度の98.8%まで回復した。新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されて初の年末年始となり、帰省や旅行の需要が好調だった。
同期間にJR九州が運行する新幹線と在来線特急を利用した人の合計は前年度比11.7%増の54万6000人だった。22年9月に開業した西九州新幹線の武雄温泉―長崎間の利用者は6万5000人と、前年度比0.3%減となった。
JR西日本が公表した同期間の山陽新幹線の乗客は、小倉―新山口間で前年度比7%増の66万6000人だった。コロナ前の18年度比では94%にまで回復した。