ジェットスター、26日も一部路線欠航　2便に遅れも

格安航空会社（LCC）のジェットスター・ジャパンは26日、成田―高松線の2便を欠航すると発表した。成田―鹿児島線の2便は1時間5分の遅延で運航する。同社の労働組合は22日から特定の組合員や部署がストライキする「指名スト」を実施している。人員繰りによる欠航はスト実施後では3日連続になる。

欠航が決まったのは、成田空港と高松空港を往復するGK417便とGK414便の2便。成田空港と鹿児島空港を往復するGK625便とGK626便もそれぞれ1時間5分の遅延が決まった。会社側は「乗員の体調不良による人員繰りの影響で、ストの影響ではない」としている。

労組によると26日は機長3人と副操縦士1人、客室乗務員10人の計14人がストを実施している。14人の乗務予定便は32便だった。会社側は25日に労組に団体交渉を申し込んだが、日程調整がつかず27日以降に延期になっている。27日は機長3人を含む計24人がストを実施する予定だ。