シャトレーゼHDが佐賀県唐津のリゾートホテルを買収

シャトレーゼHDが買収した唐津シーサイドホテル(シャトレーゼHD提供)
シャトレーゼHDが買収した唐津シーサイドホテル(シャトレーゼHD提供)

和洋菓子大手のシャトレーゼホールディングス(HD、甲府市)は21日、佐賀県唐津市のリゾートホテル「唐津シーサイドホテル」を買収したと発表した。グループで展開するホテルとしては11軒目となる。スイーツを目玉とした各種サービスの展開を計画している。

同ホテルは、日本三大松原の「虹の松原」に隣接し、昭和11(1936)年開業の老舗。前オーナーからシャトレーゼHDが全株式を取得したが、買収金額は明らかにしていない。150人の従業員の雇用は維持する。

シャトレーゼHDは洋菓子、和菓子、アイスクリームなどの菓子事業を中核に、ワイナリー、ゴルフ場、ホテルなどのリゾート事業を展開している。ホテル事業はいずれも買収によるもので、これまでに山梨県内で5施設、長野県内3施設、北海道内2施設を買収しており、今回の唐津シーサイドホテルは西日本地域では初。ホテル事業を菓子などに続く基幹事業に育成する考えだ。

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