富士山吉田口、通行料徴収へ 混雑対策、4000人超で規制―山梨県
山梨県は20日、来年から富士山の同県側5合目登山口(吉田口)にゲートを設置し、通行料を徴収する方針を明らかにした。登山者数も規制し、混雑や弾丸登山への対策を図る。県は地元関係者と調整した上で、来年2月の県議会に条例案を提出する。
県によると、通行料の金額は未定だが、ゲート通過時の支払いを義務化する。来年7月1日の開山日から適用される見通し。
開山期間中(7~9月ごろ)は午後4時から翌日午前2時までゲートを閉鎖。1日の登山者数が4000人を超えた場合も規制する。山小屋宿泊者は例外的に規制中でもゲートを通過できるという。