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アイスランド首都近郊で火山噴火 警戒レベル引き上げ

18日、溶岩と煙を噴出するアイスランドの火山(アイスランド当局提供、ロイター=共同)
18日、溶岩と煙を噴出するアイスランドの火山(アイスランド当局提供、ロイター=共同)

アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が18日夜、噴火した。アイスランド気象当局が発表した。10月後半からマグマの活動が活発化し、噴火の兆候が観測されていた。ロイター通信によると、治安当局は警戒レベルを引き上げ、付近に近づかないよう警告した。

気象当局によると、噴火の約1時間前に群発地震が発生。ロイターによると、火山は首都レイキャビク近郊にあり、近くの漁師町グリンダビークの住民約4千人は噴火前、既に避難していた。観光客に人気の世界最大級の露天温泉施設「ブルーラグーン」は閉鎖された。

アイスランドは世界有数の火山国で、2010年にも噴火があり、欧州の航空網がまひ状態になった。今年7月にも噴火があったが、住民に被害はなかった。(共同)

18日、アイスランドの火山噴火で照らされた夜空。首都レイキャビクから確認された(AP=共同)
18日、アイスランドの火山噴火で照らされた夜空。首都レイキャビクから確認された(AP=共同)
18日、噴火して溶岩と煙を噴出するアイスランドの火山。ケフラビクから撮影(Instagram@zwyzszejperspektywy提供・ロイター=共同)
18日、噴火して溶岩と煙を噴出するアイスランドの火山。ケフラビクから撮影(Instagram@zwyzszejperspektywy提供・ロイター=共同)
18日深夜から19日未明にかけて、マグマが流れるアイスランド・グリンダビーク付近を飛行する沿岸警備隊のヘリコプター(アイスランド沿岸警備隊提供・AP=共同)
18日深夜から19日未明にかけて、マグマが流れるアイスランド・グリンダビーク付近を飛行する沿岸警備隊のヘリコプター(アイスランド沿岸警備隊提供・AP=共同)

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