山交バスなど、仙台空港―山形線再開 訪日客取り込みへ
バス会社の山交バス(山形市)と庄内交通(山形県鶴岡市)はそれぞれ、16日から仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)と山形県をつなぐ高速バスの運行を再開する。新型コロナウイルス感染拡大以降は運休していたが、国際線の再開やインバウンド(訪日外国人)の増加をうけて判断した。
山形には銀山温泉(尾花沢市)や蔵王の樹氷などインバウンドにも人気の観光地が多く、両社は交通利便性を高めバス利用を促す。
山交バスは仙台空港―山形駅を1日2往復、庄内交通は仙台空港―酒田駅を1往復する。片道料金は山交バスは1700円で、庄内交通は3700〜3900円だ。庄内交通は予約制でインターネットで予約を受けつける。仙台バス(宮城県岩沼市)も16日から2022年度に引き続き冬季限定の蔵王温泉(山形市)行きのバスを運行する。
関連企業・業界