京都駅前に米マリオットのホテル JR東海が令和8年度開業

ホテル外観イメージ(マリオット・インターナショナル提供)
ホテル外観イメージ(マリオット・インターナショナル提供)

JR東海グループと米ホテル大手のマリオット・インターナショナルは7日、京都初出店となる「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」(京都市南区)を令和8年度に開業すると発表した。JR京都駅からほど近い好立地を生かし、国内外から訪れる観光客を狙う。

3年9月まで京都府市町村職員共済組合が運営していた「ホテルセントノーム京都」の跡地で、JR京都駅南側の八条東口から徒歩3分に立地する。JR東海傘下のジェイアール東海不動産が4年7月に跡地を取得し、用途を検討していた。

建物は地上9階、地下1階建てで全270の客室にレストランやバー、フィットネスジムを設ける。

「コートヤード・バイ・マリオット」は中価格帯に位置づけられる宿泊特化型ホテル。全世界60カ国・地域で1285軒を超え、国内では東京や大阪など6軒を展開。6年3月にJR福井駅前、同年夏には札幌にも出店を予定している。

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