全国旅行支援「今こそ滋賀を旅しよう!第3弾」 27日~12月26日直接予約、最大6000円補助

滋賀県で有名な信楽のタヌキ
滋賀県で有名な信楽のタヌキ

滋賀県内の宿泊旅行を促す割引キャンペーン「全国版 今こそ滋賀を旅しよう! 第3弾」を27日から実施する。国の全国旅行支援制度を活用し、滋賀県独自の上乗せ地域クーポンも発行。1人1泊最大で6000円の補助を受けられる。国内居住者が対象で、宿泊施設に直接予約が必要。実施期間は12月26日まで。

今年6月に終了した「全国版 今こそ滋賀を旅しよう!」の再開となる。宿泊補助率は20%で、最大で1人1泊あたり平日3000円の割引額となる。対象の宿泊施設は約190。

観光施設などで使える周遊クーポンは、1人1泊あたり平日2000円、休日1000円を付与される。1人1泊あたり5000円以上の場合、さらに、県独自の周遊クーポン1000円が上乗せされる。

利用者は宿泊施設の公式ホームページや電話で直接予約し、宿泊サイト「ステイナビ」で宿泊割引クーポンを受け取る。

滋賀県シガリズム推進室によると、対象宿泊数は6万人(泊)で、予算の5億円に達した場合は期間内でもキャンペーンを終了するとしている。

予約受付は今月20日に始まっているが、初日の速報では約10%の申し込みがあったという。担当者は、「天候などによって予約は左右される。ただ、滋賀を絶対に楽しみたいという方には、早めの予約を勧める」としている。

問い合わせは、事務局(コールセンター)0570・200・368(平日午前10時~午後5時)。

日吉大社(大津市)や鶏足寺(けいそくじ)(長浜市)、メタセコイア並木(高島市)など滋賀県内の紅葉の名所も見頃を迎え、12月初めにはシーズンを終了する。観光客が減る時期に合わせた割引キャンペーン「全国版 今こそ滋賀を旅しよう!」の再開。宿泊施設など観光関連業者は歓迎している。

大津市内の大型ホテルの担当者は、「紅葉シーズンが終わると例年、観光需要が減少する。この時期に合わせたキャンペーンは観光業者としてはありがたい」と話していた。

滋賀県の担当者は、「滋賀には四季を通じて楽しめる観光地が多い。この機会に滋賀の魅力を再発見してほしい」とキャンペーンの利用を促していた。

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