トキエア社長、新潟―札幌の就航日「11月内の発表目指す」

新潟県は20日、都内で新潟の情報を発信する「新潟プレミアサロン」を開催した。講演で登壇した地域航空会社トキエア(新潟市)の長谷川政樹社長は、新潟―札幌(丘珠)線の就航日について「月内の発表を目指す」と報道陣に述べた。12月中の就航については「今後の調整次第で、現時点ではなんとも言えない」とした。
トキエアの長谷川社長は就航日決定の「最終段階」と強調し、保有する1機を整備作業のため、委託している台湾のエア・アジアに空輸したことを明らかにした。今回の空輸は同社にとって初めての国際便運航で、就航までに整備から戻る見通しという。
イベントに参加した新潟県旅館ホテル組合の金子春子専務理事は「安全が第一。トキエアの就航で人の交流が活発になることを期待している」と述べた。
新潟プレミアサロンは佐渡をテーマに開催し、2024年の世界遺産登録を目指す佐渡金山の説明や佐渡産品の試食などの機会を設けた。
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