ワシントンHの23年4〜9月期、税引き利益57.2%減 通期予想据え置き
ワシントンホテルが14日発表した2023年4〜9月期の単独決算で、税引き利益は前年同期比57.2%減の5億9000万円となった。2024年3月期通期の税引き利益予想は据え置いた。税引き利益は前期比61.4%減の12億4200万円を見込む。
ワシントンHは「ワシントンホテルプラザ」および「R&Bホテル」ブランドのホテルを全国展開。会員制プログラム「宿泊ネット」については、キャンペーンの実施による既存会員の利用促進と新規入会者の獲得に取り組んだ結果、会員登録者数は期初の32万人から約12%増加し、9月末日時点で36万人となった。うち、一部において営業再開後の稼働回復が遅れているほか、名古屋地区や金沢などで平日の稼働状況が鈍く、客室稼働率は63.3%となった。
4〜9月期の売上高は前年同期比11.6%増の89億1500万円、営業利益は同37.7%減の8億800万円、経常利益は同51.8%減の6億1400万円だった。通期予想に対する第二四半期の進捗率は売上高で46.2%だった。
2024年3月期の売上高は前期比10%増の192億7900万円、営業利益は同43%減の17億300万円、経常利益は同54.5%減の12億8000万円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。
企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。詳しくはこちらをご覧ください