徳島県が旅行支援 県内泊に5000円飲食クーポン
徳島県は秋冬の観光シーズンに合わせ、11月から県内の宿泊者を対象に飲食店や土産物店で使える1泊あたり5000円の電子クーポンを提供する。最大2連泊分(1万円)まで支給する。13日から予約の受け付けを始めた。期間は2024年1月末まで(年末年始を除く)だが、10億円の予算枠を消化し次第終了する。
「ここちいい旅・徳島キャンペーン」の一環。国内に在住し、旅行や出張で県内に宿泊する人が対象となる。それぞれの宿泊施設に予約を入れ、スマートフォンに専用の地域通貨アプリ「region PAY(リージョンペイ)」を取り込む。宿泊施設のチェックイン時にスマホに電子クーポンをチャージして、飲食店などでの支払いに使う。
県は同期間を対象に、宿泊割引のクーポンも用意する。JTBやリクルートなどの旅行関連会社と連携し、土産物など特典付きのウェブ宿泊プラン(徳島泊)を企画・販売してもらう。その際、予約料金のうち5000円分の割引を県が負担する仕組みで、予算は3000万円。