大阪観光局、対話型AIの観光案内拡充 10月16日から
大阪観光局は、対話型の人工知能(AI)による観光案内を拡充する。JTBとKotozna(コトツナ、東京・港)のサービス「Kotozna laMondo」(コトツナ ラモンド)を10月16日から公式サイトで活用する。大阪府内700カ所以上の観光スポットからそれぞれの魅力を会話形式で伝える。英語、中国語、スペイン語、フランス語を含む20言語以上に対応。レストランの予約、防災情報の提供も可能になる見通しだ。
大阪観光局の溝畑宏理事長は「対話型AIを使って多くの言語で観光案内ができれば、観光業界の人材不足を補えて画期的だ」と期待を示した。
これまで大阪観光局が公式サイトで提供してきたAIチャットボットのサービスでは自然な会話が難しく、対応言語は日本語を含む5つに限られた。