秋田・青森の3施設が「亀の井ホテル」に 米ファンド系
ホテル運営会社のマイステイズ・ホテル・マネジメント(東京・港)は10月1日、秋田、青森両県の3つのホテルを「亀の井ホテル」を冠した新しい名称にして開業する。秋田県鹿角市の「和心の宿姫の湯」は「亀の井ホテル 秋田湯瀬」に、同県仙北市の「プラザホテル山麓荘」は「同田沢湖」に、青森県野辺地町の「まかど観光ホテル」は「同青森まかど」に変える。
同社は米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループの完全子会社。日本郵政の「かんぽの宿」などを引き継ぎ、「亀の井ホテル」のブランドで展開している。10月1日に同ブランドのホテルは全36施設になる。
フォートレスはそごう・西武やゴルフ場運営のアコーディア・ゴルフも傘下に納めた。巨額の赤字を抱えていたかんぽの宿約30棟を一括購入するなど、国内でM&A(合併・買収)を活発化している。