阪急阪神HDの4〜6月、純利益49%増 旅行事業が好調

阪急阪神ホールディングスが1日発表した2023年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%増の250億円だった。新型コロナウイルス禍の影響が薄れ、鉄道需要や訪日客を中心としたホテル宿泊需要が回復した。国内ツアーに加え、海外ツアーも前年同期比で増加するなど、旅行事業が堅調だった。
売上高にあたる営業収益は7%増の2455億円、営業利益は38%増の337億円となった。鉄道収入は阪急電鉄が9%増の230億円、阪神電気鉄道が13%増の86億円だった。スポーツ事業では、阪神タイガースの公式戦主催試合数や入場人員が増え、エンタテインメントセグメントの営業収益は4%増え238億円となった。