JR東海、東京駅ラウンジサービス拡充 ビジネス需要喚起
JR東海は27日、東京駅直結の施設「エクスプレスワーク ラウンジ」のサービスを拡充すると発表した。スタートアップ3社と協業し、荷物の預かりや靴磨き、ネイルケアなどを提供する。東海道新幹線は観光利用が好調な一方、ビジネスは新型コロナウイルス禍前の水準に戻っていない。サービスの充実で需要を喚起する。
8月7日から荷物の預かりを始める。利用は有料でスタートアップのエクボ(東京・渋谷)が運営するサイトやアプリを通じ予約・決済する。
8月28日〜9月1日、9月25日〜29日にはオフィス向けイベントなどを手掛けるオフィスファクション(東京・江東)が日替わりで靴磨きやボディーケアなどのサービスを提供する。このほかニューローカル(東京・品川)と協業し、8月1日から10月31日までラウンジの半個室に限定のアート作品を展示し販売する。
JR東海は東海道新幹線の利用回復に向けて今後もラウンジなどのサービス向上を図る方針で協業相手を募っている。
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