米投資ファンドが買収、熱海の「ホテルニューアカオ」営業再開…名勝に突き出す20階建て施設
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業績低迷で2021年11月に営業終了した静岡県熱海市のホテルニューアカオが改装を終えて7月から営業を再開し、12日、再オープンを祝うセレモニーが行われた。

同ホテルは1973年に開業。名勝・錦ヶ浦に突き出す20階建ての大型施設で、熱海温泉のランドマーク的存在だったが、コロナ禍と老朽化で稼働率が悪化。昨年、米投資ファンドが買収し、系列の運営会社「マイステイズ・ホテル・マネジメント」が運営を引き継いだ。
イベント会場や大浴場は、機器類は入れ替えたが、ほぼ元の形で補修した。ロゴや看板も従来のものを使っている。
セレモニーで同社の山本俊祐会長は「もともとの良さを残すように改装した。昔からのファンには懐かしく、若い人には新しいと感じてもらえる」と述べ、期待感を示した。