低価格かつ効率的なウェブ集客へ
宿泊施設向けＩＴソリューションを展開するｔｒｉｐｌａ（東京都中央区）は、宿泊施設向け集客支援サービス「ｔｒｉｐｌａサクセス」の導入を提案している。同社のノウハウをもとに予約システムの運用代行やデータに基づいたアクションプランの作成を行い、宿泊施設の低価格かつ効率的なウェブ集客を実現する。
コロナ禍前から自社サイト経由の売り上げ増大を図る宿泊施設は多く、コロナ禍が収束を見せる現在、その傾向はさらに強くなっている。他方、自社サイトの導入を検討しながらも「運用に時間が割けず、販売経路がＯＴＡに限られてしまう」「ＩＴ担当者不足でウェブ集客に取り組めない」「コンサル費が高額で委託ができない」など、人的要因やリソース不足により導入が困難な施設も多い。
宿泊施設の自社公式サイト導入や運用を支援するため、同社は自社サイトやＯＴＡからの集客最適化を促進するｔｒｉｐｌａサクセスの提供を開始した。宿泊施設向けの集客支援サービスで、月額固定料金で運用代行からアクションプランの作成までを実行する。（1）手数料率を抑えられる公式サイト経由の予約率増加のための施策を随時実施（2）公式サイトで充足できない集客分をＯＴＡで補う実務を最適化（3）国内主要ＯＴＡに限らず、海外ＯＴＡも含めた販売経路の拡大を行い機会損失の防止、売上の最大化（4）予約エンジン機能、価格、在庫といった重要項目のＰＤＣＡサイクルの構築―などの特徴があり、導入により予約システムの導入や運用に必要な労力が不要になる。
「人手不足を解消するだけでなく、ウェブ販売設定に費やす時間を削減し、レベニューマネジメント業務や顧客サービス向上への取り組みに専念することが可能となる」と同社。時間と労力を要する自社サイト構築や運用、ウェブ販売関連業務の代行は、宿泊施設で課題となっている人手不足の解消や労働生産性の向上にも寄与しそうだ。
1施設当たりの料金は月額3万円で、初期費用は不要。問い合わせはsupport@tripla.jp。
