タイ失業率、第1四半期は3年ぶり低水準 観光業が回復

タイ失業率、第1四半期は3年ぶり低水準 観光業が回復
 5月22日、タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)が22日発表した第1・四半期の失業率は1.05%と、3年ぶりの低水準だった。写真は旧正月を前に屋台で食べ物を買う観光客。バンコクで1月撮影(2023年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[バンコク 22日 ロイター] - タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)が22日発表した第1・四半期の失業率は1.05%と、3年ぶりの低水準だった。前四半期の1.15%から改善した。
重要産業の観光部門が回復した。
就業者数は前年同期比2.4%増。前四半期は1.5%増だった。
失業者は42万人。同国の失業者の定義は狭く、調査対象週の労働時間が1時間未満の人のみを失業者としている。アナリストは、同国の大規模な非公式経済の実態をつかめていないと指摘している。

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