タイ航空副社長、仙台便再開見据え「秋冬ツアー」要望
タイ国際航空のコラコット・チャタシンガ副社長が山形県酒田市のインバウンド(訪日外国人)誘致団体の会合にオンラインで参加し、新型コロナウイルス禍で休止中の仙台―バンコク線の再開に向け、「さっそくチャーター便を使う秋冬ツアーを組成してほしい」と呼びかけた。「タイには1万店を超す和食店があり、食材を仙台から送ることも提案したい」と話した。
東北の観光業者など88団体で作るみちのくインバウンド推進協議会(酒田市)の総会にオンライン出席した。タイ航空の現有機数はコロナ禍前の約7割だが、年内にもエアバス10機を調達。郡和子仙台市長らと仙台空港側の受け入れ態勢を協議しているという。
推進協は6月に秋田県内に支部設立を計画し、さらに宮城県にも開設を目指すなど体制を拡大する。熊谷芳則理事長は「タイ航空の仙台便再開に向け、様々な支援活動も行う。課題の(少ない)貨物量を増やすことも努力する」と述べた。
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