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高知空港 定期チャーター便就航祝う
台北(桃園国際空港)と高知空港を結ぶ定期チャーター便の第1便が10日、高知空港に到着し、就航記念セレモニーが開かれた。高知空港への国際定期チャーター便は初めてで、新型コロナウイルスの影響で途絶えていた国際チャーター便も3年ぶりに再開。浜田知事は「高知のインバウンド観光の本格的な幕開けとなる」と期待した。
第1便は全180席がツアー客らでほぼ満席。運航する格安航空会社「タイガーエア台湾」やツアーを企画する旅行会社「スタートラベル」、台湾メディアの関係者らも搭乗した。正午頃、滑走路を進む航空機に消防車2台が放水して歓迎した。
1階到着ロビーでのセレモニーでは、浜田知事が「高知が誇る自然の体験や素晴らしい食を思う存分に満喫してほしい」とあいさつ。タイガーエアの許致遠・商務長は「この路線は今後安定的に発展していく。定期便化に向けて積極的に動いていきたい」と応じた。くす玉を割った後、ツアー客は四国の観光名所などを巡る3泊4日の旅に出発した。
定期チャーター便は10月28日まで、毎週水曜と土曜に運航。5月は予約客が約8割に上るという。