沖縄の22年度観光客2倍に 677万人、コロナ前の7割
沖縄県は26日、2022年度の入域観光客数が前年度比2.07倍の677万4600人だったと発表した。2年続けて前年度を上回り、伸び率・増加数とも過去最高となった。新型コロナウイルス感染拡大前の18年度比では7割弱に回復した。2年以上ゼロだった外国人客は22年8月以降の8カ月で20万100人が訪れた。
コロナ対策の行動制限緩和に加え、政府の需要喚起策「全国旅行支援」の効果で旅行客が増えた。国内客だけでみると、コロナ前の18年度の9割超まで戻り、657万4500人が来訪した。
23年3月の観光客数は前年同月比84.3%増の76万6200人だった。前年超えは1年4カ月連続。コロナ前の19年3月比では87%の水準となった。国内客に限ると19年3月より7%多い70万2000人だった。
同日発表した22年のリゾートウエディング調査によると、挙式のために県外や海外から沖縄を訪れたカップルは1万8430組となり、記録のある1999年以降で最も多かった。調査はリゾートウエディングを取り扱う66社を対象に実施し、回答があった47社の数値を集計した。
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