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パソナグループが、兵庫県淡路市岩屋に大型のリゾートホテルを整備する。昨年11月に営業を終えた「淡路シェフガーデン」の跡地で、同グループが淡路島内で展開する宿泊施設としては最大規模になる。島の自然や食を生かした健康志向に応えるホテルにし、大阪・関西万博が開かれる2025年の開業を目指す。
ホテルは5階建てで、延べ床面積は約1万1000平方メートル。大阪湾を望む島北部の好立地で、18年に市から購入した土地に造る。
設計は、世界的に著名な建築家・
心身ともに健康な状態を示す「ウェルビーイング」をホテル運営の基本的な考えとし、近くでとれた水産物や島の農産物を使った料理を提供する。ゆっくり滞在しながら、健康的に過ごせるプログラムを用意して宿泊客をもてなす。
パソナグループは「大阪・関西万博で訪れた国内外からの観光客が中長期的に宿泊し、ウェルビーイングが体験できる場所にしたい」としている。