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日本銀行が２７日発表した２月の企業向けサービス価格指数（２０１５年平均＝１００、速報値）は、１０７・６だった。前年同月比１・８％上昇し、２４か月連続のプラスとなる。政府の観光支援策「全国旅行支援」や訪日観光客の増加で、宿泊サービスが好調だった。
分類別では、「宿泊サービス」が３０・１％、「国際航空旅客輸送」が２４・０％それぞれ上昇した。クリーニングの光熱費が価格転嫁され、「洗濯」は１４・２％上昇した。燃料高の影響を受けていた「国際航空貨物輸送」の上昇率は５・５％と、勢いが鈍っている。
指数は、企業間で取引されるサービスの値動きを示す。全体の伸び率は昨年６月に２・１％をつけた後、縮小傾向にあり、１月は１・６％だった。公表している１４６品目のうち、約７割にあたる９７品目で前年同月を上回った。
