九州への外国人入国者、3年ぶり20万人超え 1月速報値
九州運輸局は24日、1月の九州の外国人入国者数が20万5476人(速報値)となったと発表した。20万人を超えたのは20年1月以来3年ぶりで、新型コロナウイルス感染症が拡大する直前の20年同月(22万429人、クルーズ船を除く)の9割強まで回復した。
同時に発表した2022年11月の確定値では、韓国人入国者数が8万6692人となり、19年同月を47.8%上回った。19年は日韓関係の悪化を受けて韓国人観光客が減少していた。中国人観光客の客足が戻らない中、韓国人入国者数は全体の7割を占めた。
水際対策が緩和され、インバウンド(訪日外国人)客が急回復する中、ホテルでは従業員が不足するなど人手不足も表面化してきている。
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