中国の国内観光収入、今年は前年比+95%に=研究院

中国の国内観光収入、今年は前年比+95%に=研究院
 中国政府系シンクタンク、中国旅行研究院によると、今年の国内観光収入は前年比95%増の4兆元(5808億ドル)となる見通し。2019年の水準の71%まで回復するとみられている。北京近郊で昨年10月撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 22日 ロイター] - 中国政府系シンクタンク、中国旅行研究院によると、今年の国内観光収入は前年比95%増の4兆元(5808億ドル)となる見通し。2019年の水準の71%まで回復するとみられている。
中国政府がゼロコロナ政策を解除したことを受けて、夏の旅行シーズンから本格的に観光客が増える見通しという。
今年の国内観光客は前年比80%増の延べ45億5000万人と見込まれている。海外からの旅行者と海外への旅行者は前年の2倍の9000万人以上と、新型コロナ流行前の31.5%に回復する見通し。
中国旅行研究院は「観光市場は新たな経路に入る見通しだ。第2・四半期に拡大が予想され、夏休みに本格的な回復が始まるとみられる」と述べた。
中国ではゼロコロナ政策の終了を受けて、旅行者が増えており、特に春節休暇中は観光客が急増した。

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