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沖縄北部にテーマパーク 開業目標は2025年…観光人材の育成で運営会社が地元大学と協定

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 沖縄本島の北部で新しいテーマパークの建設が始まっている。2025年の開業を目指しており、運営会社は20日、観光人材の育成で協力するため、名桜大(沖縄県名護市)と連携協定を締結した。

 テーマパークは、 今帰仁なきじん 村と名護市にまたがるゴルフ場跡地(約120ヘクタール)の約60ヘクタールに整備する計画で、今月7日に起工式が行われた。投資額や施設の概要などは公表されていない。

 運営するのは「ジャパンエンターテイメント」(名護市)で、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市)の再建で知られる森岡毅氏が代表を務めるマーケティング会社「刀」が筆頭株主となっている。オリオンビールやリウボウなどの地元企業、近鉄グループホールディングスやJTBなども出資し、USJの運営会社出身の加藤健史氏が代表を務める。

 協定では、名桜大が4月に開設する国際観光産業学科(定員160人)の学生をインターンとして受け入れ、産業研究の場として活用してもらうことを想定している。

 20日の協定締結式で、加藤代表は「エンターテインメントや飲食、物販など多様な領域の実践の場として人材育成に取り組む」と話した。砂川昌範学長は「特徴ある教育プログラムを作り、人材育成のモデルにしたい」と意気込みを語った。

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