全国知事会、コロナ5類移行後も「全国旅行支援継続を」
全国知事会は13日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけの5類移行に伴う政府への要望をまとめた。政府の観光促進策「全国旅行支援」の当面継続を求めたうえで、陰性証明やワクチン接種などの利用条件の撤廃も要請した。旅行先などで陽性と診断された場合に宿泊や乗車が拒否されないよう、国がガイドラインを示すことも求めた。
加藤勝信厚生労働相と後藤茂之経済財政・再生相とのオンライン意見交換会で伝えた。政府は5月8日、新型コロナを季節性インフルエンザと同等の5類に移行する。移行後も続ける感染対策については、全額を国負担とするよう要望した。