米ユナイテッド航空、持続可能燃料の開発で合弁会社設立

米ユナイテッド航空、持続可能燃料の開発で合弁会社設立
 1月31日、米航空大手ユナイテッド航空は、原料にエタノールを使用する持続可能な航空燃料(SAF)の開発と商用化に向けて新たな合弁会社「ブルー・ブレード・エナジー」(BBE)を立ち上げると発表した。写真はユナイテッド航空の飛行機。シカゴで2010年10月撮影(2023年 ロイター/Frank Polich)
[31日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド航空は31日、原料にエタノールを使用する持続可能な航空燃料(SAF)の開発と商用化に向けて新たな合弁会社「ブルー・ブレード・エナジー」(BBE)を立ち上げると発表した。
BBEにはユナイテッド航空、エネルギーインフラのトールグラス、バイオ燃料のグリーン・プレーンズの3社が参加。投資額は最大5000万ドルとなる見込み。
ユナイテッド航空によると、BBEはエタノールベースのSAFを最大で年1億3500万ガロン供給し、オフテイク(長期供給)契約での供給は最大27億ガロンとなる。
BBEは試験的な工場を2024年に建設する計画。その後、商業生産が可能な本格的な生産施設を整備し、28年までに稼働を開始する見込み。

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