12月訪日外国人は前月比約1.5倍、コロナ前19年比45%減=政府観光局

12月訪日外国人は前月比約1.5倍、コロナ前19年比45%減=政府観光局
 1月18日 日本政府観光局(JNTO)が18日発表した2022年12月の訪日外国人客数は137万人(推計)だった。写真は2022年10月、浅草寺で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 18日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が18日発表した2022年12月の訪日外国人客数は137万人(推計)だった。新型コロナウイルス流行前の19年同月比では45.8%減だったが、11月(93万4500人)からは約1.5倍伸びた。韓国からの旅行者が大幅に増えたほか、タイや米国なども回復基調にあることが全体を押し上げた。
国・地域別では韓国が45万6100人で全体の3分の1を占め、19年比では83.9%増えた。次いで台湾の17万0200人、香港の14万1300人、米国の10万9500人。
中国は19年比で95.3%減の3万3500人にとどまった。同国政府は12月上旬から厳しいゼロコロナ政策を段階的に緩和してきたが、入国時に義務付けられていた隔離措置やPCR検査の実施、国際線の便数制限などが響いた。
2022年通年の訪日外国人客数は合計は383万1900人で、19年比で88%減だった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab