中国の航空旅客、今年は新型コロナ前の75%回復を当局期待

中国の航空旅客、今年は新型コロナ前の75%回復を当局期待
 中国の航空規制当局は2023年の航空旅客数が新型コロナウイルス流行前の75%程度まで回復することを期待している。中国の国営中央テレビ(CCTV)が6日報じた。写真は成都の空港で2022年12月撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 6日 ロイター] - 中国の航空規制当局は2023年の航空旅客数が新型コロナウイルス流行前の75%程度まで回復することを期待している。中国の国営中央テレビ(CCTV)が6日報じた。
中国民用航空局(CAAC)はまた、航空会社は23年の収支を均衡させるよう取り組む必要があると指摘した。
中国の主要国有航空会社は22年1─9月に数十億ドルの損失を計上した。第4・四半期の結果は公表されていないが、低調な内容になるとみられている。
中国当局は昨年第4・四半期終盤に「ゼロコロナ」政策を転換し、8日から入国時の隔離措置を撤廃する。外国航空会社が輸送能力の制約に直面する一方で、中国の航空会社は従業員や大型旅客機を保持しており、有利な状況にある。

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