ふるさと寄付1300万円で豪華ツアー、淡路市企画に申し込みなし

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 ふるさと納税の返礼品として、兵庫県淡路市が明石海峡大橋上空の遊覧飛行や、「 御食国みけつくに 」淡路島の食材で好みの料理を提供してくれる旅行ツアーを用意した。市内のホテルのスイートルームに宿泊する1泊2日のプランで必要な寄付額は1300万円。明石海峡をまたぐ自慢の橋の絶景をアピールし、高所得者の寄付を待ち望んでいる。(近藤修史)

ふるさと納税の返礼品としてヘリコプターに乗って明石海峡大橋の上空を遊覧飛行できる(淡路市提供)
ふるさと納税の返礼品としてヘリコプターに乗って明石海峡大橋の上空を遊覧飛行できる(淡路市提供)

 市の返礼品には、島特産の玉ネギなどがあり、これまで最も高額の寄付が必要だったのは500万円で「淡路島産黒毛和牛まるごと1頭分」。約250キロの高級肉が届き、肉好きにはたまらない企画だが申し込みの実績はないという。

 市は、市内への移住を促す投資などにふるさと納税を活用するため、富裕層の心に響く新たな返礼品を検討。「淡路市と言えば明石海峡大橋しかない」と旅行ツアーを企画した。

 ツアーは、神戸空港に飛行機で到着した寄付者をヘリコプターに乗せ、そのまま遊覧飛行に出発。巨大なつり橋を眼下に見下ろしてもらう。着陸後は、明石海峡大橋のケーブルを支える高さ約300メートルの主塔に登る。普段はツアーで実施されているが「貸し切り」で島や神戸の街並みなどを独り占めしてもらう。遊覧船で海上からの眺めも堪能してもらうことを計画している。

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3651057 0 経済 2022/12/24 11:36:00 2022/12/24 11:36:00 2022/12/24 11:36:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/12/20221223-OYT1I50125-T.jpg?type=thumbnail

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